
「HOLOS」は、整体・整骨・鍼灸といった治療院のサイト作りに特化しています。
施術内容や料金表、お客様の声、スタッフ紹介、来店予約への導線など、治療院サイトに必要なコンテンツがあらかじめテンプレート化されているのが大きな特徴です。
縦書き表現や左サイドバーの常時表示、背景に配置できるロゴなど、和風で落ち着いた世界観を出しやすい作りになっており、マッサージやカイロプラクティック、ヨガ・ピラティス、スパ・エステといった癒し系の店舗サイトにも転用しやすいテーマです。
この記事では、「HOLOS」の特徴・メリット・デメリットを解説していきます。
主な特徴
和風・東洋的な世界観を出しやすいデザイン
「HOLOS」は、左サイドバーを縦長に常時表示し、縦書きのテキストと調和させる静かなレイアウトが特徴です。
ちなみにトップページや各ヘッダーでは、縦書きだけで無く、横書きで表示させることも出来ます。
そしてページの読み込み時には、キャッチフレーズを縦書きにしてブラー表示できるロード画面のオプションも用意されており、落ち着いた第一印象を演出できます。
また、コンテンツの背景に任意のロゴ画像を配置できる独自の仕組みがあり、表示位置も直感的に調整できるため、ブランドイメージの演出に役立ちます。
他にもスクロールに合わせてコンテンツが下からじんわり表示されるフェードインアニメーションも標準で適用され、動きのある見せ方が可能です。
治療院サイトに必要な機能がそろっている
「HOLOS」には、治療院サイトの運営に役立つカスタム投稿タイプとして、
- クーポンやキャンペーンを告知できる「お知らせ」
- 施術メニューをまとめられる「施術内容」
- お客様の声
これらが用意されています。
そして客様の声は施術内容と紐付けてソートでき、一覧も自動で生成されるため、信頼構築や安心材料の提示に配慮された設計になっています。
また、全ページの右上には、任意のリンク先とラベルを3つまで設定できるサイドボタンを表示でき、WEB予約やアクセス情報への導線として使えます。
コードを書かずにトップページや各ページを作れる
トップページは、雛形に沿って項目を埋めていく「コンテンツビルダー」というノーコード方式で作成します。
これはアイテムの追加や並び替えで、コードを書かずに多彩なレイアウトを組める仕組みで、直感的に作りやすくなっています。
更にコードを書かずに管理画面から設定できるTCDテーマオプションが搭載されています。
これはカラーの変更やフォントの種類、ローディング画面の有無など、一通りの設定が可能で、設定項目はカテゴリー別で細かく分けられているので、設定したい項目が探しやすく操作性も良いです。
また固定ページには、コース・オプションを整えられる料金メニューのテンプレートや、WordPressのユーザー設定と連動するスタッフ一覧、ランディングページ用のテンプレートが用意されています。
そしてランディングページはメニューやフッターの表示・非表示や横幅を選べ、枚数の制限なく作成できるため、広告やSNSからの流入の受け皿を自分で用意できます。
更にエディターでは「クイックタグ」と言う機能が用意されており、これによってボタンや囲み枠などの装飾をクリックだけで設置できます。
なのでカスタマイズ性が高いだけで無く初心者の方でも使いやすい様に工夫されているので、コンテンツの作成に集中しやすい環境を整えられます。
購入・ライセンス
「HOLOS」は月額課金ではなく、一度購入すれば使い続けられる買い切り型のテーマです。
価格については変更される可能性もあるので、必ず公式サイトで確認してください。
そして購入者本人が所有・管理するサイトであれば、サイト数の制限なく利用できるので、複数の店舗サイトや自分のメディアに同じテーマを使い回すことも可能です。
ただし、この通常ライセンスは第三者が所有するサイトには使えず、家族や友人のサイトも第三者として扱われます。
第三者のサイト制作にHOLOSを使う場合は、別売の限定ライセンス(税込33,000円・3年間有効)が必要になるので気を付けて下さい。
ちなみに限定ライセンスはテーマごとに購入する必要があります。
メリット
治療院サイトが雛形を埋めるだけで整う
整体院・接骨院・鍼灸院に必要なページが最初からテンプレート化されているため、雛形を埋めていくだけで整った治療院サイトを作れます。
施術内容や料金メニュー、お客様の声、スタッフ紹介、お知らせ、ランディングページといったコンテンツが一通りそろっているので、ゼロからサイトのデザイン構成を考える手間を大きく減らせます。
他院と見た目で差別化しやすい
縦書きやブラー付きのロード画面、背景ロゴ、左サイドバーの常時表示など、他のテーマにはあまり見られない和風・東洋的なデザインを出しやすくなっています。
Web集客の競争が激しい治療院の分野で、競合サイトとの見た目の違いを打ち出しやすい点は魅力と言えます。
信頼構築につながる導線を作りやすい
お客様の声を施術内容と紐付けて表示できるなど、来院前の不安を和らげる情報提示に配慮した設計になっています。
また、予約やアクセスへのサイドボタンも用意されているため、どのページを閲覧していても予約フォーム、料金表、アクセスなどのページにアクセスしやすい環境を作り出せます。
自分の複数サイトに使い回せる
購入者本人が所有するサイトにサイト数の制限なく利用できるので、複数店舗や複数の事業を展開している場合でも、1本のテーマで幅広く活用できるのは経済的なメリットです。
更新が継続していて保守面の安心感がある
「HOLOS」は2024年にリリースされたあとも継続的にアップデートが行われており、機能追加やWordPress本体の仕様変更への対応が続いています。
ちなみに直近のアップデートは2026年7月です。
なので発売から時間が経っても更新が止まっていないため、長く使い続けやすい安心感があります。
デメリット
細部の独自カスタマイズはやりにくい場面がある
TCDテーマ全般の傾向として、デザインの完成度が高い分、テンプレートと大きく異なる独自のデザインに変更したい場合には、カスタマイズがしにくいです。
なので細部を大きく作り変えたい場合には、CSSなどの知識が必要になる可能性があります。
写真素材の質で仕上がりの印象が変わる
「HOLOS」のデザインはシンプルでアニメーションや縦文字など配置で魅せる様な設計なので、使用する画像によって印象が左右されやすいです。
なので整った仕上がりにするには、質の良い院内や施術の写真をあらかじめ準備しておくとサイト作りがスムーズに進めやすいと思います。
おすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人
- 整体院・接骨院・鍼灸院・などを自分で運営し、集客用の公式サイトを自力で作りたい人
- マッサージ・ヨガ・ピラティス・スパ・エステなど、癒し系の店舗を和風で落ち着いた世界観のサイトにしたい人
- 施術メニュー・料金・スタッフ紹介・お客様の声などをテンプレートに沿って整えたい人
- 複数の店舗サイトや自己所有サイトを、1つのテーマで使い回したい方
- 縦書きやサイドバー固定など、日本の治療院らしい静かなデザインを重視する人
おすすめしにくい人
- テーマの設計から大きく逸れたカスタマイズをしたい初心者の方
- 質の高い写真、画像を用意するのが難しい方
よくある質問
無料テーマとの違いは?
「HOLOS」は、整体院・接骨院・鍼灸院に必要なページが最初からテンプレート化されており、雛形を埋めるだけで整った治療院サイトを作れる点が無料テーマとの大きな違いです。
縦書きや背景ロゴといった和風の世界観を出しやすいデザインや、購入者向けのサポートが用意されている点も、無料テーマにはない特徴です。
どんなサイト作りに向いている?
整体院・接骨院・鍼灸院といった治療院の店舗サイトに向いています。
加えて、マッサージやヨガ・ピラティス、スパ・エステなど、治療や癒し、リラックス系の実店舗サイトにも転用しやすい作りになっています。
初心者でも使える?
トップページはコードを書かずに項目を埋めていくコンテンツビルダー方式で、色やレイアウトもテーマオプションから調整できるため、専門知識がなくても店舗自身で運用しやすい設計です。
ただし、細部まで作り込みたい場合はCSSなどの知識が必要になる場面もあるため、すべてが完全に簡単というわけではありません。
サポートやマニュアルはある?
購入時にマニュアルが付属しているのに加えて、公式サイトの問い合わせフォームによるメールサポートが用意されています。
ちなみにサポートの対象は、テーマのインストール・初期設定・使い方に関する内容です。
個別のカスタマイズ、サーバー設定、WordPress自体の基本操作についてはサポートの対象外となっています。
複数サイトで使える?
購入者本人が所有するサイトに限り、サイト数の制限なく利用できます。
たとえば、自分で運営する複数の店舗サイトやメディアに同じテーマを使うことは可能です。
ただし、Web制作の受託などで第三者のサイトに使いたい場合は、別売の限定ライセンス(税込33,000円・証書発行から3年間有効)が必要になります。
まとめ
「HOLOS」は、整体院・接骨院・鍼灸院をはじめとする治療院サイトに特化したTCDテーマで、必要なコンテンツがあらかじめ用意されている点が大きな魅力です。
特にデザイン面では縦書きや背景ロゴといった和風の世界観を出しやすく、競合との差別化にも使いやすいテーマです。
一方で、使う画像の質が重要になりやすいテーマなので、あらかじめ使う画像を用意しておくのがおすすめです。
コードを書かずに信頼感のある治療院サイトを自力で作りたい人にとっては、有力な選択肢になるので、自分のサイトと相性が良いか、公式サイトやデモを見ながら検討してみてください。



