「ONE」はワンカラムデザインながらも他記事への誘導も両立できる良い所取りのテーマです。
それ以外にも「ABテスト対応のCTA」など、売り上げを向上するためのツールも組み込まれています。
勿論TCD製と言うこともありデザイン性にもとても優れたテーマです。
この記事ではそんな「ONE」の特徴を詳しく解説していくので是非参考にして下さい。
ワンカラムによるメリット!
記事の内容にのみ集中させることが出来る!
「ONE」はサイドバーを表示させないワンカラム形式のテーマです。
サイドバーを表示させないことによって表示されるのは記事コンテンツだけとなり、他の項目に目移りする事がありません。
これによって見に来てくれた方は記事だけに集中することになり以下のようなメリットが生まれます。
ワンカラムによるメリット!
- 最後まで読まれやすくなる
- 1つの記事の滞在時間増加
- 記事内のリンク、広告のクリック率増加
この様なメリットがあるので、一つの物の売り上げや広告収入を伸ばすためのサイト作りにぴったりなテーマです。
最後まで読まれやすくなりCTAまで辿り着かせやすい!
「ONE」のCTAは機能が充実しており、ぜひ活用していきたい物です。
そしてワンカラムになっていることによって、記事の最後に表示されるCTAへ必然的に辿り着かせ易くなります。
紹介文などの内容を集中して読ませた後に登場するCTAはとても効果的なので、ワンカラム形式とCTAはとても相性が良いです。
加えて下の項目で詳しく紹介していますが、CTAがとても高機能なので売り上げ向上に繋げやすくなっています。
便利な機能が搭載されたCTA
インプレッション、クリック率、コンバージョン計測が可能!
統計情報を取ることでそのCTAがどれだけ効率よく働いてくれているのかを確認できます。
その為いまいちであれば他のCTAに差し替えたり、良い結果が出ているのであればそれを維持するなど、売り上げ向上のための最善策を見つけやすいです。
ちなみにインプレッション、クリック率、コンバージョン計測3つの意味は以下の通りです。
- インプレッション‥CTAが表示された回数
- クリック率‥クリック回数÷インプレッション数
- コンバージョン‥成果達成数
- コンバージョン率‥成果達成数÷インプレッション数
ABテストが可能!
「ONE」のABテストでは「A」「B」「C」の最大3パターンのCTAを作成し、それぞれランダムに表示させることが出来ます。
そして長期間のデータを確認して「A」「B」「C」どれが一番効果的だったのかを確認し、今後の売り上げ向上に役立てる事が可能です。
このABテストが実装されているテーマは少ないので、この点はONEを選ぶ大きなメリットと言えます。
細かい部分までデザイン出来る!
CTAのデザインは上画像の様に元から3つ用意されています。
それだけでなく、この3つのデザインを部分的に細かくカスタマイズすることが可能です。
設定できる部分については以下の通りです。
設定できる箇所
- キャッチコピー
- 説明文
- ボタンの色
- 画像
これらの項目を1つずつ別々に設定することが出来ます。
その為どの部分がクリック率に影響しているのか細かく判断することが出来るので、最高のCTAデザインが見つけられます。
フッターCTAにも対応!
公式デモサイトでも表示されていますが、ONEはページ下側に追従表示させるフッターCTAに対応しています。
これを表示させておけばサイト上のどこを見ていても常にCTAを表示させることが可能です。
過去記事を埋もれさせない様々なウィジェット!
ヘッダーバーガーメニュー
「ONE」のページ右上にあるアイコンをクリックすることで、画面上にメニューを表示させることが出来ます。
ちなみにアイコンは下画像の部分です。
・アイコンの位置
このアイコンはサイト上のどのページでも表示できるのでいつでも開く事が出来ます。
また公式デモサイトでは新着記事や特集記事など記事一覧を表示させていますが、それ以外にも様々な項目を設置することが可能です。
また背景に枠線、文字の色なども変えられるので、よりオリジナリティを出すことも出来ます。
フッターカルーセル
フッターカルーセルは記事を一覧表示することが出来るウィジェットです。
大きな画像をスライドさせて表示するのでインパクトがあり、単調になりがちなワンカラムページにメリハリを与えてくれます。
また表示させる記事は限定する事が出来るので、優先的に読んでほしい記事を表示させることも可能です。
カテゴリーメガメニュー
上メニューのカテゴリー一覧にはカテゴリー毎に画像を設定して大きく表示させる事が出来ます。
これによって見栄えが良く、一目見ただけでどの様なカテゴリーなのかがわかりやすくなります。
ONE特有の便利なページ!
複数人運営で活用しやすい投稿者一覧!
「ONE」には固定ページのテンプレートとして「投稿者一覧」と呼ばれるものがあります。
これによって複数人で運営しているサイトでも1ページに綺麗なデザインでまとめて表示する事が可能です。
またそれぞれに紹介文やSNSリンク、投稿記事一覧へのリンクボタンも付けることが出来ます。
なので「ONE」は複数人で運営しているサイトと相性が良いテーマです。
「デイリー」「週間」「月間」を瞬時に切り替え表示できるランキングページ!
「ONE」には人気記事を表示する固定ページのテンプレートがあります。
このランキングページはページビュー数が多い順に並んでおり、「デイリー」「週間」「月間」に分けて表示する事が可能です。
また期間の切り替えについては読み込みが一切なく瞬時に切り替える事が出来ます。
レスポンシブデザイン対応!
スマホでのフッターバー、ヘッダーバー追従対応!
最近のテーマではスマホでの「ヘッダーバー、フッターバーの追従」は定番と言って良い機能ですが、勿論このテーマにも実装されています。
フッターバーの項目
- 自由
- シェア(SNSボタン表示)
- 電話
フッターバーの項目についてはこれら3種類を自分の好きな組み合わせで設置する事が可能です。
また登場の仕方もフェードなどアニメーションを付ける事が出来ます。
スマホなどでもフッターCTAが表示できる!
スマホやタブレット表示でもフッターCTAを表示させる事が出来ます。
カスタマイズ製と操作性!
記事作成を助けるクイックタグ!
記事編集のビジュアルエディターでは「ボタン」「枠」「ブログカード」「Youtube動画」など簡単に設置できる「クイックタグ」が存在します。
これによって自分でわざわざコードを書いたり、別でプラグインを入れなくても手軽に記事を作り込むことが可能です。
また記事のレイアウトを部分的に2列、3列にすることも出来るので、情報量の多い記事で活用すれば一目で読みやすくなります。
私自身、他のTCDテーマで活用していますが記事作成の時間を短縮して簡単に読みやすい記事を書けるのでとても役立っています。
簡単に作り込みやすい「TCDテーマオプション」
「ONE」を使用テーマにするとWordpressのメニューである「外観」の項目に「TCDテーマオプション」が追加されます。
サイドバーウィジェットなどの配置以外であればこのメニューだけで様々な設定が可能です。
カテゴリー毎にわかりやすく設定項目が分かれているので、素早く自分が設定したい項目をいじりやすくなっています。
ONEはこんな方におすすめ!
複数人で運営しているサイト!
ONEの大きな特徴として固定ぺージのテンプレート「投稿者一覧」が挙げられます。
投稿者一人だけの簡単なプロフィール位であれば多くのテーマが対応していますが、複数の投稿者を一覧表示出来るテンプレートを持つテーマは中々ありません。
またSNSや紹介文、投稿した記事一覧リンクまで載せることが出来、デザインも完成されています。
そんな完成度が高いページを一切手間を掛けずに作れるので、複数人で運営しているサイトと相性が良いです。
その他、投稿者の事を良く知って欲しいというサイトにも向いています。
ワンカラムながらも他の記事も目立たせたい方!
通常ワンカラムの場合、表示されるのは記事の内容が殆どで、それ以外の内容はシャットアウトされがちです。
しかしONEでは「バーガーメニュー」や「フッターカルーセル」などによって他の記事も探しやすい環境を作りだせます。
またこれらは見ようと思わなければ画面には表示されないので、他のワンカラムテーマ同様に記事の内容に集中させる事が可能です。
その為「ONE」はワンカラムによるメリットを持ちながらワンカラムのデメリットである、
「過去の記事が埋もれやすい」
と言う点をカバーしているテーマと言えます。
まとめ!
通常ワンカラムはどのサイトでも使えるというわけではなく、相性が良いサイトが限られてきます。
しかし「ONE」はワンカラムながらも他の記事を探しやすくする仕組みが豊富です。
柔軟性あるテーマとなっているので他のワンカラムテーマよりも幅広いサイトで使いやすくなっています。
その為ワンカラム特有の成約率の高さと他の記事への回遊率の高さを両立したいという方におすすめです。
ただしその分、普通のワンカラムテーマと比べて他のコンテンツに目が移りやすいと言う特徴もあります。
もしワンカラム一直線で作りたいという方は、同じくTCD製のワンカラムテーマ「OOPS!」も検討してみると良いかもしれません。