
TCDの「AIDER」は、士業事務所向けWordPressテーマです。
税理士・公認会計士・社会保険労務士・弁護士など、BtoB向けの専門家が
「信頼感のあるサイトを自分で作りたい」
というニーズに応えることを想定して設計されています。
なので、サービス紹介・料金表・お客様の声・スタッフ紹介・LPといった士業サイトに必要なページ構成をあらかじめ備えており、管理画面に情報を入力していくだけでサイトが完成する設計です。
この記事では、AIDERの特徴・料金・メリット・デメリットを解説していきます。
主な特徴
士業サイトの「必要なページ」があらかじめ揃っている
https://tcd-theme.com/tcd115からの引用画像
「AIDER」の最大の特徴は、士業事務所のサイトに必要なページ構成をテーマ側が最初から用意している点です。
トップページをはじめ、サービス一覧・サービス詳細・お客様の声・スタッフ紹介・お知らせ・会社案内・LPなど、「何を載せればいいかわからない」という状態でも、情報を埋めていくだけでサイトが形になる設計です。
また、デモサイトは日本語版と英語版の2バリエーションが公開されており、税理士事務所を想定したネイビー基調のデザインで構成内容を確認することができます。
ネイビー基調の落ち着いたコーポレートデザイン
https://tcd-theme.com/tcd115からの引用画像
デザインの方向性は、過度な装飾を排したクリーンで誠実感のある仕上がりです。
ネイビーを基調に、信頼感・実績・専門性を自然に伝えられるトーンでまとめられています。
これによって固すぎず派手すぎないバランスが良いデザインで、士業らしい品格を保ちながら読みやすいサイトが作れるようになっています。
ちなみにデモサイトはネイビー系ですが、アクセントカラーはプリセット5種に加え、任意のカラーを指定することも可能です。
フォントは和文3種・欧文13種のシステムフォントに加え、Webフォント6種を搭載しており、事務所のブランドカラーやイメージに合わせた調整もしやすくなっています。
コードなしでトップページや各ページを作れる機能
https://tcd-theme.com/tcd115からの引用画像
トップページはコンテンツビルダーを採用しており、ブロックをドラッグ&ドロップで並び替えて自由なレイアウトが組めます。
そしてサービスページには専用のショートコードが6種類、
- テーブル
- お客様の声
- カード型リスト
- ポイントリスト
- ステップリスト
- 吹き出しリスト
これら6種類が用意されており、料金表や相談の流れを視覚的に整理したページをコードなしで作ることができます。
また、LPページはヘッダーとフッターを非表示にしてオリジナルレイアウトで作成でき、作成ページ数に制限はありません。
3パターンのLPデモも用意されているので確認してみて下さい。
管理画面から細かく調整できるカスタマイズ性
https://tcd-theme.com/tcd115からの引用画像
色・フォント・レイアウトのカスタマイズは、管理画面(TCDオプション)から設定できる範囲で対応します。
PC・スマホでそれぞれ異なるテキストを設定できるオプションが各所に用意されており、スマホ専用の固定フッターバー(電話発信・問い合わせ誘導ボタン)も搭載されています。
そしてヘッダーには画像とテキスト付きのメガメニューを設置でき、サービス一覧への誘導を視覚的に整理することが可能です。
料金・ライセンス
「AIDER」は買い切り型で、一度購入すればテーマに関するその後の追加費用はかかりません。
また、価格については変更される可能性もあるので、必ず公式サイトで確認してください。
そして購入者本人が所有するサイトであればサイト数の制限なく利用できます。たとえば、自分が運営する複数の事務所サイトに同じテーマを使い回すことは可能です。
ただし、第三者が所有するサイトへの利用は、別売の限定ライセンス(税込33,000円・証書発行から3年間有効)を別途購入する必要があります。
メリット
士業サイトに必要なページ設計をゼロから考えなくて済む
サービス紹介・料金表・お客様の声・スタッフ紹介・LP・会社案内・お知らせといった、士業サイトに欠かせないページ構成があらかじめ用意されています。
「どんなページを作ればいいかわからない」
という状態でも、テーマが示す構成に沿って情報を埋めていくだけでサイトが完成する設計になっており、開業時の立ち上げから既存サイトのリニューアルまで対応しやすくなっています。
サービスページとお客様の声が自動でつながる仕組みがある
お客様の声ページにサービスページへの導線が自動で設置される仕組みが組み込まれています。
「声を読んだ人がそのままサービス詳細へ移動できる」
という回遊性の高い動線が、設計として最初から用意されている点はAIDER固有の特徴です。
LPをページ数制限なく追加できる
キャンペーン告知・相談会・セミナー告知などのLP(ランディングページ)はページ数の制限なく作成できます。
ヘッダーとフッターを非表示にして独立したレイアウトのページを作れるため、訴求内容に応じたLPを随時追加していくことが可能で、キャッチコピーの行間をPC・スマホ別に調整できる設定も搭載されています。
制作会社への外注コストを削減できる
公式サイトでは、制作会社への発注と比較したコスト試算が示されており、制作会社に頼むとなると数十万円掛かる事も珍しく無く、年間の固定費用も掛かってきます。
WordPressの基本的な操作に慣れていれば、更新・ページ追加を自社対応に切り替えることで、継続的な外注費の削減につながる可能性があります。
公式サイトのレビューでも、
「4万円でここまでのサイトが作れるとは思わなかった」
という声があり、初期費用の低さは評価されています。
リリース後も継続的にアップデートが続いている
2025年4月のリリースから2026年5月時点でVer1.3.11まで更新されており、機能追加とバグ修正の両方が継続的に行われています。
直近では「サービス一覧を2カラム表示に変更できるオプションの追加」など、使い勝手に関わる改善も加えられています。
デメリット
士業・BtoB向け特化のため、他業種への汎用性は低い
「AIDER」は税理士事務所をコンセプトに開発されたテーマです。
ページ構成・デザインともに士業・BtoB向けに最適化されているため、飲食・美容・EC・ブログなど異なるサイトタイプへの転用は効率的ではありません。
管理画面の設定範囲を超えた細部のカスタマイズには制約がある
「AIDER」はTCDオプション(管理画面の設定項目)の範囲内でのカスタマイズを前提とした設計です。
CSSやPHPを使って全体を自由に作り込みたい場合には、設計上の制約が生じる可能性があります。
おすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人
- 税理士・会計士・社労士・弁護士など士業の事務所が、自分でサイトを立ち上げたい・リニューアルしたい場合
- 制作会社への外注費を削減し、更新・ページ追加を自社対応に切り替えたい事務所
- サービスページやLPを多数作成してコンテンツマーケティングに力を入れたい士業事務所
- 保険代理店・コンサルティング会社・FP事務所など、信頼感・専門性を重視したBtoB向けコーポレートサイトを作りたい個人事業主・法人
- 英語対応のサイトも視野に入れている事務所
おすすめしない人
- 飲食店・美容室・ECサイト・趣味ブログなど、士業・BtoB以外のサイトを作りたい方
- 汎用性の高いテーマを使って、業種を問わずさまざまなサイトに対応したい方
よくある質問
無料テーマとの違いは?
無料テーマと比較したとき、「AIDER」の大きな違いは、
「士業サイトに特化したページ構成と機能がはじめから揃っている」
と言う部分です。
サービスページ専用のショートコード(6種類)やサービスとお客様の声の自動連動機能、LPテンプレートのページ数無制限対応など、士業サイト向けの設計が施されています。
また、公式のオンラインマニュアル(TCD LABO)やメールサポートが用意されており、無料テーマにはないサポート体制があります。
表示速度の最適化への取り組みも公式が明示しており、サイト全体の品質設計に一定の水準が設けられています。
どんなサイト作りに向いている?
税理士・公認会計士・社会保険労務士・弁護士などの士業事務所のコーポレートサイト制作に向いています。
サービス紹介・料金表・お客様の声・スタッフ紹介・LP・会社案内といった士業サイトに必要なページ構成をあらかじめ備えており、開業時の新規立ち上げから既存サイトのリニューアルまで対応できます。
ちなみに保険代理店・コンサルタント・FP事務所など、信頼感・専門性を重視するBtoB向けのコーポレートサイトへの転用例もあります。
また、英語版デモが用意されており、外国人クライアントを意識したサイト構成にも対応できます。
初心者でも使える?
HTMLやCSSの知識がない方でも、管理画面への情報入力とTCDオプションの設定でサイトを完成させられる設計です。
ただし、WordPressの基本的な操作(投稿の書き方、プラグインの導入など)はサポートの対象外です。
WordPressを全く触ったことがないという場合は、テーマの前にWordPress自体の基本操作を別途学ぶ必要がある点は意識しておくと良いでしょう。
サポートやマニュアルはある?
マニュアルが付属されており、メール(問い合わせフォーム)によるサポートも用意されています。対応範囲はテーマのインストール・初期設定・使い方の説明です。
電話・チャットなどリアルタイムでの対応は行っていません。また、WordPress自体の基本操作・サーバー設定・カスタマイズはサポートの対象外となっています。
複数サイトで使える?
購入者本人が所有するサイトであればサイト数の制限なく利用できます。たとえば、ご自身が運営する複数の事務所サイトや関連サイトに同じテーマを使い回すことは可能です。
ただし、第三者への制作代行に使用する場合は、別売の限定ライセンス(税込33,000円・証書発行から3年間有効)が別途必要です。
まとめ
この様に「AIDER」は、士業事務所のサイト制作に必要なページ構成・機能・デザインをまとめて提供するWordPressテーマです。
サービスページ専用のショートコードやLPページの量産、サービスとお客様の声の自動連動など、士業サイトに特化した設計が施されており、コーディングの知識がなくてもプロ品質のサイトを立ち上げやすい作りになっています。
一方で、士業・BtoB以外の業種への汎用性は低く、細部まで自由にカスタマイズしたい方には物足りない場面が出てくる可能性もあります。
税理士・会計士・社労士などの士業として自分でサイトを作りたいという方や、外注コストを削減して内製化を検討している事務所には、選択肢として検討する価値があります。
デモサイトで実際のデザインと機能を確認してから、自分のサイトに合うかどうかを判断してみてください。




